『ほうきにのれない魔女
』(茂市久美子著 ポプラ社)を読みました。

ツララという小5の魔女の血をひく女の子の両親がヒマラヤへ植物採集に行ったためおばあちゃんちで1年間過ごすっていう話でした。
おばあちゃんのアラレさんは正真正銘の魔女。この本の世界では魔女というのは当たり前に普通の人々と同じように生活し共存しているみたい。でも時代の流れで集中力を使い、呪文を色々と覚えて唱えなければならない魔法より文明の利器を使ったほうが楽ということでだんだんと魔法はすたれてきているみたい。アラレさんが住む七竃の森にだれか家族が住んでいるとか家があるとかじゃないと魔力が消えてしまうってこともあるみたいね。みんな便利な街へ引っ越して森に住んでいるのはアラレさんだけみたいだから。
つまりアラレさんはちゃんと魔法が使えるの。ツララもちょっとだけ使えるけど二人とも放棄に乗るのは苦手。高所恐怖症なんだなー
アラレさんはピアニストで今は町へ行ってピアノを教えたりして生活しているみたい。でもコンサートでピアノ弾いたりもするのよ。すごーい。
ただしお料理は下手。生きていた時はおじいちゃんが゛作ってくれてたんだって。
ツララはアラレさんの所から学校に通い、ユキちゃんという友達も出来たの。ユキちゃんちはケーキ屋さん。憧れるわぁ。でもユキちゃんが言ってたようにダイエット大変そー(笑)
ユキちゃんも魔女の家計だけど全く魔法は使えないの。でも仲良しになったのよね。
ツララはウサギをいじめている男の子を懲らしめたり、泥棒を撃退したり、でもアラレさんと揃って訪問販売の詐欺にあったりと楽しく1年を過ごすの。その生活がとてもよくて都会のアパートに戻りたくなーーいと思っていたらヒマラヤから帰って来た両親も同じ気持ちでみんなで七竃のおばあちゃんちに引っ越してくることになってね、よかった、よかった。
ゴマメっていう話のできる猫も出てきたよ。
しかし箒に乗って空を飛ぶって憧れるなぁ。ただ箒は魔法で浮かぶけど、乗っている魔女自体はどうなんだろう?浮いている訳ではないので箒から落ちたりするってことも考えられるのかなぁ?私みたいにバランス感覚が悪いと危なすぎるのだろうか? それとも飛ぶときには箒と魔女を含めた何らかのフィールドが形成され、ちっとやそっとじゃ落ちないようになっているのだろうか?放棄と魔女は一体!みたいに。 うーんどうだろう?落ちないとわかっていたらぜひとも私も放棄に乗って空を飛びたいよ! (今は寒いからやだけど)落ちる可能性があっても超低空飛行で飛んでみたいなぁ。
しかしこのイラストは私ダメ。とても残念です。
bk1の内容説明では「ツララは、ほうきと小さなトランクをもって、七竈の森に住むおばあさんの家にやってきました。実はツララとおばあさんは魔女なのです。でも二人とも、ほうきに乗ることがとても苦手。そんな二人の七竈の森でのお話です。」となっていました。
昨日の晩のK1を録画して見たのですが、今回はKOとかが多くて面白かったです。 ハイビジョンのハイスピードカメラが捉えたパンチのあたる瞬間の顔とかすごいなぁ。 衝撃が頭の後ろにつきぬけていく様子や、筋肉が波打ってる様子なんてーのがまぁよく見えること! あんなになるのに死なないなんて人間ってすごいなぁと思いました。もちろん私が打たれる方だったら死んでる可能性大だと思いますけどね。
今日は予定通り掃除洗濯でベランダらに出た以外外には出ず。 家でテレビ見たり読書したりして過ごしました。
「ほうきにのれない魔女」は午前中に読んだけど、午後に読み出したリンカーン・ライムの新作は面白いよー!テレビを見ないと録画がたまっちゃうので今からはコロンボを見ますが、本当はずっと読んでいたいたい気分です。肩さえこらなきゃなぁ。睡眠時間削って読むのに!
あ、そうそう今年の日本SF大賞は伊藤計劃さんだってね。 あの人の作品は1つしか読んだことなかったけど、すごいと思ったもん。 肺がんで34歳で亡くなってるんだよね。既にデビューした時から病魔と闘っていたんだよね。
もったいないなぁ。もっと長生きしてたくさん本を書いてほしかったです。
大賞を取った「ハーモニー」、ぜひ読んでみなければ。ハヤカワSFシリーズJコレクション、いつのまにか町の図書館購入をやめちゃってたもんなぁ。途中までは出たのは全部読んでたのに~市の方の図書館はどうだろう?
じゃあね
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