4/25「イルカの島」
『イルカの島』(アーサー・C・クラーク著 東京創元社)を詠みました。
久しぶりにクラークのジュブナイルを読みました。多分3度目だと思うのだけど、珊瑚礁でのシーン、「ハマグリ」と表記してあった貝は絶対「シャコ貝」だよね。ひらひらの魚はハナミノカサゴだと思う。
珊瑚礁が切れて深くなってるところはドロップオフのとこだよ。
あーもうジョニーが羨ましくて羨ましくて!
またモルディブに行きたい。行ってシュノーケリングする事はあるんだろうか?クラークは晩年はスリランカに居を構えダイビング三昧だったと聞くけど、珊瑚礁の描写が見事。
もちろんそれだけでなく、イルカとの関係やシャチとの実験なんてすごいよ。さすがクラークだなぁ。
研究者がモスクワの人で,その人がグレートバリアリーフでイルカの研究を、それも軍事目的でなくしてるっえのもいいねー
残念ながら人間はすぐ発見や研究を軍事目的に利用しがちだけど平和なことだけに使えたらいいよね。イルカとも本当に話せるようになればいいのに。
ジョニーが沈没する乗り物から逃げ出すシーンやサーフィンのシーンは出来過ぎだろうって思うけど、それでもサーフィンのシーンはすごいと思う。クラーク、最高!!
実は4回目だった。1983年に違う役者の本で、あとはこの本で2006年と2014年。あ、最後からもう10年経ったのか・・ いい本は何度読んでも良いなぁ。
商品解説では
「密航したホヴァーシップが沈み、ただひとり海上に取り残された家出少年のジョニー。彼を救ったのは、なんと一群のイルカたちだった。彼らに運ばれていった先の孤島では、科学者たちがイルカ研究のために暮らしていた。しかも、所長はイルカ語を解し、このイルカたちも人間と意思を通わせることができたのだ! 名匠が、大海原の神秘と景観をあますところなく描いた海洋SFの傑作。解説=金子隆一」となっていました。
今週も終わり。
今日も朝晩の気温差が大きかったけど明日はもっとらしい。
朝は放射冷却現象で冷えるらしいが休みなのでその時はまだ寝ていることだろう。というかぜひ寝ていたい。
今日もムロは餌を食べ残していた。でも促してやるとぽりぽりよく食べた。皿の中の餌が見えないのか?飽きたのか?すねているのか?うーん・・
じゃあね
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