3/20「幾世の鈴」
先日読み終わったのが『あきない世傳 特別巻(下)幾世の鈴』(高田郁著 角川春樹事務所)です。
あの結の娘が作ったお守りが幸の手元に届いたところがさ、嬉しかった。五鈴屋の暖簾の色って藍と苅安色を合わせて作るらしいけど、浴衣の藍や幸の母親が持っていた一張羅の着物が苅安色ってのは最初から狙ってたのかなぁ?もしそうならすごいな。
今回の話は大阪本店の八代目の話。江戸で大火事があったってのは本編であったっけ?って思いながら読んでいたけど、幸と賢輔が結婚する話が進んでいたのでやっぱ本編から先の話なんだなぁって気づいたよ。
二つ目の話は菊栄の話。また新たな工夫を頑張ってて、惣ぼんとの関係もなんかいい感じだった。
3つめの話は結の話。途中まで嫌な女のまんま。旦那さんはあんな嫌な奴だったのにいい人に変わってた。旅籠を営むようになってて、身を粉にして働いているけど不満不平妬みの塊。娘が2人いて、長女の桂は幸に似ていい子、妹の茜は甘えん坊で結みたいで嫌いだなぁ、私。桂がお守りを作ることを思いつき、まぁそれが幸まで届いたんだよね。最後はさ、母親になって素直になれてそして桂が死ななくてよかったよーーー
商品解説では
「明和九年(一七七二年)、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。
八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。
江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」。
姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」。
還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋の暖簾をどう守り、その商道を後世にどう残すのかを熟考し、決意する「幾世の鈴」。
初代徳兵衛の創業から百年を越え、いざ、次の百年へ──。」となっていました。
今日はいい天気でした。
天草まで魚を買いに行こう!と出かけたのですが、どこもいい魚は無し。
売切れたのかと思ったら、昨日、その前と天気が悪くて魚自体が入荷していなかったとのこと。
わざわざ行ったのにー 残念。
ただ天気いいからいいドライブ日和ではありました。
ランチを食べて、いっぱい店によって帰ってきました。
実は昨日の晩からなんとなく寒気がして喉に痰が絡み、頭までいたくなりました。
困ったなぁ、明日は会社に入んなきゃなのにー
早めに寝るかな?
じゃあね
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