7/23「貸本屋おせん」
今日の昼休みには『貸本屋おせん』(高瀬乃一著 文藝春秋)を読み終えました。
江戸で貸本屋を営むおせんの物語。
本や錦絵を背中に背負って町のお得意さん宅を回って商売しているのだけど、重くて大変だろうな。手押し車とかにするってのはダメなんだろうか?色んな事件がおこり、色んな人たちが出てきて、やっぱり江戸の町民の話はいいな。
でもお父さん、折角腕のいい彫師だったのにさ、幕府から出版へのお触書に反した咎で板木の削り落としにあって指までおられてしまってさ、酒におぼれて奥さんは男と逃げて最後は川に身を投げてしまってさ、可愛そうよねー おせん、よく頑張ったよ。助けてくれる人もいっぱいいたしね。
最後は付け火にあって財産のほとんどを失ったかに見えたけど、人情の町江戸だねぇ。これからもおせんは大丈夫だな。
商品説明では
「第100回オール讀物新人賞を満場一致で受賞した著者が、満を持して送り出す初の作品集。
選考委員の村山由佳氏が”読み終えるなり「参りました」と呟いていた”と選評に記した受賞作「をりをり よみ耽り」の世界を5篇の連作で展開する。
物語の舞台は、文化年間の江戸浅草。女手ひとつで貸本屋を営む〈おせん〉の奮闘を描く。盛りに向かう読本文化の豊饒さは本好きなら時代を超えて魅了されることでしょうし、読本をめぐって身にふりかかる事件の数々に立ち向かう〈おせん〉の捕物帖もスリルに富んでいます。」となっていました。
暑かった。
朝から30度越え。いつもポケ活しながら駅から歩くのだけどすぐにスマホが熱でダメになったくらい。
疲れたよ。夕方あたりはどんよりしてた。
でも帰ってコーラとか飲んでしっかりご飯も食べたのでリングフット、やりましたよ。
ゲームはクリアできず諦めたけど(笑)
それで熊本市内でもチャリチャリってレンタルサイクルがあって、会社の隣のセブンイレブンにチャリ置き場があるのよ。今日駅のどこにチャリ置き場があるのか確認できたので明日、使ってみようかなぁって思ってます。1分7円だって。
スマホのアプリは準備したので、朝からチャリがあればいいなー
橋を渡る時が坂道なのでそれが不安。最悪押していこう(笑)
ちょっとは汗かくのが減るかな?
まぁ楽しみです。
じゃあね
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