3/26「今夜は、鍋。」
今日は『今夜は、鍋。温かな食卓を囲む7つの物語』(角田光代・青木祐子・清水朔・友井羊・額賀澪・織守きょうや著 新潮社)を読み終えました。
「合作、冬の餃子鍋」食にこだわりの強い女性がきっと開いてもそう、と思って付き合い始めた彼だったけど、そうでもなくて別れようかと思ったけれど餃子鍋で思いとどまった話
「四人いるから火鍋にしましょう」金持ちのお節介叔おばさんが若い子を自分のマンションでシェアハウスさせるのだけど、女3人うまくいってたのに一人の男性のせいでその生活が崩れてしまい・・ってのを火鍋を囲んで想い出す話。色恋でどーこーよりも後から入った男、なんか嫌だよねー 集団生活なのだから決まりは守れよ。守れないなら出て行けよ!と思っちゃった。でも就職の最終試験で起きれなくて遅刻して就活失敗したのでちょーいちょい、と思ってしまったよ。
「初鍋ジンクス」なんと土鍋目線からのお話。でっかい土鍋が最初結婚祝いにもらわれたもののその夫婦はうまくいってなくてね。というか妻になったやつが夫になったやつを騙して妊娠した、責任取ってって結婚迫って結婚したのだけど、それは嘘で、それだけでなくちっとも主婦しない嫌な奴でさ、良かったよ別れて。そいで次に行ったのが
「両想いパーティ事件」高校生の友情と故意の物語。難しいなぁ
「できない君と牡蠣を食べる」アニメーターの話。主人公は男のつもりで読んでいたら女性でしたね。ふーん
「やみ鍋」駅でいきなり見知らぬ男から託された鍋。SFというかオカルトというか・・・おどろおどろしい話でした。
「鍋セット」これは角田さん2作目なんだけど、料理の鍋ではなく、大中小のお鍋を就職して一人暮らしをするときに母親が買ってくれてそれを使って料理をしてフードプロデューサーになって結婚して幸せな人生を送っている女性の話でした。
鍋料理っていいねぇ。食べたくなるわぁ。
【商品解説】には
「心にじんわりと沁み込む、あったか鍋を召し上がれ。今夜は、鍋にしよう。外は冷える。スーパーで好きな具材を買いこんで、飲みものも忘れずに。少しのわだかまりを抱える恋人たちも、久しぶりに会う友人たちも、人生の節目を迎える家族も……温かな湯気立つ食卓を囲めば、今宵は特別な夜。どんな食材も鍋に入れば絶品に。美味しい鍋と、楽しいおしゃべり、至福の時間のはじまり。人気作家たちによる“鍋を囲むひととき”を描く、七篇。」となっていました。
ボイラー、新しくなりました。
これからお風呂溜めるとき5分おきに見に行かなくていいわぁ、
じゃあね
« 3/25 雨かー | トップページ | 3/27 いい天気 »
「本」カテゴリの記事
- 9/6「五分後にホロリと江戸人情」(2024.09.06)
- 9/5「菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る」(2024.09.05)
- 9/4「菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日」(2024.09.04)
- 9/3「菜の花食堂のささやかな事件簿」(2024.09.03)
- 9/2「スワロウテイルの消失点」(2024.09.02)
コメント