3/1「フォークロアの鍵」
今日は『フォークロアの鍵』(川瀬七瀬著 講談社)を読みました。
フォークロアって民俗学のことか。
主人公の千夏は民俗学をやっていて口頭伝承を専攻していてじいちゃんばあちゃんから話を聞くためにやってきたのが認知症グループホームの風の里。
最初は介護士になるためにやってきた野かと思ったけど民俗学のフィールドワークの一環だったんだね。まさか最後に伏線を回収してあんな解答を用意しているとはね!
千夏と、そしてモンスターマザーのために人生諦めている大地という高校生そして認知症の老人たちが知恵を出し合ってルリ子の謎を解いたんだよね。
「おろんくち」っていう言葉が何を表しているのか? 解いていく過程も面白かった。
こんな出来事になるとは思わなかったー
大地はこの後どう母親に対抗していくのかなぁ?がんばれーー
千夏の三次元キャプチャーの能力はうらやましいなぁ。
あと、カウンセラーの松山って女も嫌な奴ーーーこんな奴が介護施設に働く人たち、介護施設に入所している人たちを苦しめてるんだと思うよ。
国もちょっとかんがえてほしいな。もっと介護士たちの待遇をよくしてほしいね。
amazonの【商品解説】では
「羽野千夏は、民俗学の「口頭伝承」を研究する大学生。“消えない記憶”に興味を持ち、認知症グループホーム「風の里」を訪れた。出迎えたのは、「色武者」や「電波塔」などとあだ名される、ひと癖もふた癖もある老人たち。なかでも「くノ一」と呼ばれる老女・ルリ子は、夕方になるとホームから脱走を図る強者。ほとんど会話が成り立たないはずの彼女が発した「おろんくち」という言葉に、千夏は妙な引っ掛かりを覚える。記憶の森に潜り込む千夏と相棒の大地。二人を待っていたものは……!」となっていました。
晩はおかーさんの誕生日なので晩御飯を食べに出かけました。
ハンバーグにキノコスープ美味しかったです。
明日は鶴屋に行くので美味しいケーキを買って、うまくいけばウナギを食べに行くぞー
じゃあね
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