3/8「酔ひもせず」
今日は『酔ひもせず 其角と一蝶』(田牧大和著 光文社)を読みました。
このシリーズ、2冊あったの。2冊とも借りてきて奥付を見て発行の早い方から読みだしたの。
でもこの本の終わりでは主人公が亡くなってしまったので続きがあるのになんで?え、間違って逆から読んだの?ってすごく焦ってしまいました。 大丈夫のようでしたが。
主人公の其角は松尾芭蕉の随一弟子と言われる俳人。でも友達で絵描きの暁雲と一緒に吉原で狂雲堂、狂雷堂いう名で太鼓持ちしたりしてたの。
で、吉原の女郎が3人行方不明になって、そのうちの一人が死体で見つかりそのなぞ解きを二人でやりだし、最終的に謎を解いたのだけど、切なかったわー
しかしこの本、漢字が難しくて読めない字が多かったよー スマホで調べながら詠んだりしちゃった。「むしへんにばん」とかね。
続きの本は出会った頃の話らしい。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「芭蕉の一番弟子と謳われながら、一門に馴染めない俳諧師・其角と、豪放磊落な絵師・多賀朝湖(後の英一蝶)。二人は、不思議と馬が合った。ある夜、吉原の揚屋で太鼓持ちとして宴を盛り上げていた彼らは、二人の太夫に頼みがあると呼び出される。近頃、屏風に描かれた犬が動くところを見た遊女が、次々と姿を消している。その謎を解いてほしいというのだ。女たちを救うため、二人は奔走するが…。女たち、そして男たちの息苦しいほどの哀切を描く、著者渾身の書下ろし時代小説!」となっていました。
昼間はマジあったか。明日は朝からも寒さが緩むらしく軽めの服でいいかな。
じゃあね
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