2/7「父子ゆえ」
今日は『父子ゆえ 摺師安次郎人情暦』(梶よう子著 角川春樹事務所)を読み終えました。
やっぱり職人の話はいいねー
この本はいわゆる浮世絵を作る人たちの話。絵師、彫り師、摺師が力を合わせて作品を作っていたのだね。その中でも摺師の安次郎が主人公。
安次郎には信太という子供がいるのだけど、奥さんが亡くなったので奥さんの里に信太を預けて蓋つきに一度会いに行ってるみたい。それでいつかは一緒に暮らしたいと思っていたけど、信太が遊んでて親指を骨折し、まともに動かせなくなったところで引き取って長屋で一緒に暮らすことになったの。
ほんと、江戸時代の長屋ってみんなで子供を育てようってとこあって、すごいよねーー
まぁひどい貧乏でないのがいいんだろうけど。
安次郎も腕のいい職人みたいだしね。
読んでてどうもこれが1巻って感じではないのだな。
あ、やっぱりひとつ前にあったんだ、作品。うー、残念そっちから読みたかったな。「いろあわせ」って本か。探してみよう。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「神田明神下でひとり暮らす安次郎は、女房のお初に先立たれて5年。子の信太をお初の実家に預け、一流の職人としてさまざまな浮世絵を摺ってきた。ある日、義兄が駆け込んできて…。『ランティエ』掲載を単行本化。」となっていました。
朝から雨。とはいえなんとか傘は無くてもいいくらい。
帰りもほぼ止んでいて、なおかつ会社の人に車で駅まで送ってもらえたので濡れなかったし、一本前の電車に乗れました。
なので今日は早く帰ってこれたー ごはん、早く食べれるぞって思ってたけど、ご飯のタイマー、19時に炊き上がりにしていたのでご飯待ちで結局いつもの時間だった(笑)
待ちきれずいっぱいお菓子食べちゃったよ。
本当にお菓子が好き。いつもたべたーーいって思ってる。脳みそ狂ってるのかも。ふぅ。
じゃあね
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