11/17「かくて彼女はヘレンとなった」
昨日今日と読んだのが『かつて彼女はヘレンとなった』(キャロライン・B.クーニー著 ハヤカワポケットミステリ)を読みました。
老人たちが暮らすシニアタウンの現在と、50年以上昔に起こった事件の話。
主人公のクレメンタインは今暮らしているシニアタウンではヘレンと名乗ってるの。独り身で親戚はヘレンの事は知らないし、実はどこに住んでいるかも知らないって言う不思議な関係。その事実に気づいてなかったってのがホントかな。
ついつい他人の家に無断で入ってしまい、そこであまりにも華麗なガラス細工を見つけたため姪っ子の子供たちに画像を送ったのが災難の元。
SNSで拡散されて、なんとドラックの売人から目をつけられ、秘密にしていたはずの家にまで来られてしまい…
現在のクレミーは殺人事件やドラッグの売人なんかに悩まされるのたけど、みんな想像逞しくてトンチンカンな勘違いだらけ。
そして過去のクレミーはレイプされても親にすら言うことが出来ず、それで妊娠してしまったのも全て悪いのはクレメンタインで、赤ちゃんをうんでもすぐ取り上げられて養子に出されてしまうの。ケダモノのレイプ犯からは逃げても逃げても居場所を突き止められてしまい、読んでいて可哀想でならなかったよ。知らなかったとはいえ家族がレイプ犯をクレメンタインに導いてたんだからね。おまけに友達までそいつに襲われて犯されて本当に憤りを覚えたよ。死んで当然だ!
その事件を何故かまた捜査し直すってことになってクレメンタインは焦るのだけど、実は殺人犯を捕まえるための捜査ではなく、そいうが強姦魔だったって事を証明するための捜査だったの。よかったー
色々と読んでて辛くて、可哀想でムカムカきたけど、終わりは良かったのでホッとしました。、
【「TRC MARC」の商品解説】には
「かつて犯した罪から逃れるためにヘレンという偽名を名乗る老女は、隣家で麻薬密売の証拠品を見つける。このままだと警察に身元がバレてしまうと考えた彼女は策を練るが、事件は予想もつかない方へ発展し…。」となっていました。
今日は急に寒くなった感じ。気温が下がったというより太陽が出なかったから? なのにここ最近で一番薄着で行って閉まったの。寒かったよー 昼休みが終わった時は手がめっちゃ冷たくてお湯で温めてしまったよー
帰ってからレイドに出かけるときはついついもふもふのフリース?を着ちゃったよ。
明日はどうなんだ?何を着て行けばいい? 困ったもんだ。
じゃあね
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