10/6「六つの村を越えて髭をなびかせる者」
今日は『六つの村を越えて髭をなびかせる者』(西條奈加著 PHP研究所)を読み終わりました。
蝦夷の地とアイヌの人びとを愛した実在の人物、最上徳内の物語でした。
しかしいつも思うけど、純粋な人たちが騙され搾取されるって嫌だねー
アステカとかペルーとか、スペイン人にやられまくったし、アイヌの人びとも松前藩のやつらにいいようにされてしまってさ。ほんとムカつく。いま2作目で話題となってるアバターも最初のを見に行ったとき侵略の物語に思えてすごく気分を害したもんなぁ。
田沼意次ってなんかわいろまみれの政治を行ったって印象しかなかったけど、蝦夷にとって、日本と外国との関係にとってはなかなかいい感じだったんだね。知らなかったーー
どんなに素晴らしい業績を残しても田沼が失脚した途端罪人になってしまい獄中死してしまったりして本当に悲惨だったね。
ただ徳内がちゃんと奥さんを娶り子供が作れたってのが意外だったけど嬉しかったし。シーボルトと仲が良かったってひゃーだね。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「江戸中期、蝦夷地見分隊に随行した出羽国の最上徳内。雄大で厳しい自然の中で、アイヌの少年や長たちと交流する徳内は、アイヌを虐げ、搾取する松前藩に怒りを覚え…。歴史長編。『文蔵』連載に加筆修正し単行本化。」となっていました。
夕方から雨が降ったよ。明日はどうかな?
会社に行ったら死者から監査の人が来てたー びっくり
じゃあね
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