9/1「ガーナに消えた男」
『ガーナに消えた男』(クワイ・クァーティ著 早川書房)を読み終えました。
三分の一くらいを使って状況説明。最初は誰が主人公なのかもわかんなかった。ガーナの現状、腐敗、汚職,政治も警察もボロボロ。警察は本当にひどい。配置換えを希望したエマはなんと総監からセクハラ。自分と寝ないと希望は通さない、拒むとすぐクビ。呆れたよ。あと、ネットを使った詐欺。それにまんまと引っかったガーナ人と結婚していて、死別したアメリカ人のゴードン。どうもこの人が行方不明になり、息子がはるばる探しにきて警察をクビになった後まともな探偵事務所に勤めているエマが調査することになるの。どうやらそれが物語の肝みたい。
ガーナって国、アフリカの国の生活をほとんど知らないので、色んな事がなじみがない。食べ物にしても出てくる食べ物、よっぼど守り人のジルさが食べるものの方が想像できるなぁ。
インターネットの詐欺に呪術。すごしいなぁ。それを信じている世界があるんだよね。不思議。
しかし腐敗はすごかったね。
最終的に裏で糸を引いていたのは警察長官の奥さん。自閉症の子供たちをケアするセンターの援助をしていたりいいひと風だったのにね。自分の暮らしを守るため大統領の対抗馬の暗殺すら指示していて、それも結婚前に生まれた子にさせてた。その父親がエマにセクハラしたあの男。
ゴートんは結局殺されていて、川に投げ込まれるところをたまたま見ていた女性がたまたま宿の清掃をしていた女性とか、ゴートんが引っかかった詐欺をやっていたのが知り合いのニィだったとかちょっと偶然の割合が多い気がしたけど、後半になってはなかなか面白く読めました。
エマのシリーズ、あるみたいね。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「【シェイマス賞新人賞(2021年度)】ガーナにある探偵事務所を訪ねてきたアメリカ人の青年デレク。彼の父親はインターネット詐欺にあい、真相究明のためにこの地で調査を行っていたが、消息を絶ったという。元巡査の新米探偵エマ・ジャンは捜査を開始するが…。」となっていました。
ブログを書こうとしたらパソコンの調子?ネットの調子?どっちかが良くなくて断念したのでした。たのむよーー(笑)
じゃあね
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