7/28「念入りに殺された男」
『念入りに殺された男』(エルザ・マルボ著 ハヤカワポケットミステリ)を読みました。
なーんか絵空事って感じ。現実感が薄かった。
殺してしまった大男の死体を隠す作業も、指を切り取ってずっと持っていたってとこも、別の所で死んだことにするための工作をするための家を出る事も、愛する夫や娘たちにあんなうやむやな理由で離れてその間連絡もせずそれで何も起こらず元の生活に戻るれると考えている事も。全部全部無理っぽくて。結局は他の誰かを犯人に仕立て上げて陥れようとしているのよね。それでいいのかい?って思ってさ。
最後もいまいち。なんであれでペリエが死んだ事になったのか?アレックスは誘いをかけた童貞の彼とやる必要があったのか?それって夫に対する裏切りではないのか?
なんかうーん…好みの話ではなかたったな。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「内気な女性アレックスは、家族と営む民宿にやってきたゴンクール賞作家のシャルル・ベリエに襲われ、抵抗した勢いで殺してしまう。家族との幸せな生活を守るため、彼女はパリの出版業界に潜り込み、殺人の隠蔽に奔走するが…。」となっていました。
今日も暑かったね。37度?38度? 発熱温度じゃん。
明日行けば今週終わり。がんばろーっと。
じゃあね
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