6/17 「まねき通り十二景」
15日に読み終えたのは『まねき通り十二景』(山本一力著 中央公論新社)です。
1月から12月までのお話。まねき通りに店を構える人たちが主人公。
1月駄菓子屋の頑固おやじ、2月は豆まきのことで3月はうさぎ屋の娘。捨て子の女の子の話。4月がおかめの娘とうお活で働いている者との恋物語。5月が菖蒲湯で6月がひさごの姉妹のお父さんと継母との話7月はゑり元の話で8月は松乃井の親父の祭り好きな話、9月が十三夜で駕籠屋の話。
10月は年取ってできたおめでたのむかでやの話、11月は雨具屋のちょっとひねくれた親父の話で、12月が餅つきの話でした。
人情噺はいいよねー
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「ウナギに豆腐、駕篭宿、駄菓子屋、一膳飯屋、さまざまな店が軒を連ねて紡ぐ、涙と笑いの十二か月。豆腐屋の女房が秘める意外な過去、母の死後すぐに後妻を迎えた父を許せぬ姉妹が知った真実とは―。お江戸深川冬木町、家族と町のあたたかさが骨身にしみる。著者真骨頂の人情物語。」となっていました。
じゃあね
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