6/21 「パリ警視庁迷宮捜査班」
今日は『パリ警視庁迷宮捜査班』(ソフィー・エナフ著 早川書房)を読み終えました。
所々に出てくる1991年辺りの描写、誰?何?どことつながる?
これってお偉いさんの犯罪の話だったのかー できそこないの寄せ集めチームがその事件を解決。全く関係のない殺人事件が繋がって出来過ぎじゃ?って思っちゃうのだけど、このチーム編成も含めて全てビュロンの思惑通り。今までスルーされてきた大臣のバカ息子をヤクの売人として逮捕したり、解決できなかった殺人事件を何かつながりがあるって考えたうえでだと思う、カペスタンのチームが扱う資料の中に紛れ込ませたり。切れ者たねぇ。
人が多く出て着た割にはどの人がどんな奴だってのがある程度把握して読めた私をほめてあげたいよ。最初に載ってる登場人物の説明はあまりにも簡単すぎたもんね。2巻を見るとちゃんと特徴が書いてあったのでわざとなんだね、きっと。
主人公のカペスタンはシドニーオリンピックの射撃の金メダリストって設定だったのでつい調べてしまったよ。違ったみたい。金メダリストはフランス人ではなかったみたい。
あと裏表紙の商品説明に「コミカル・サスペンス」ってあったけど、やっぱフランスのコメディは私には合わないなぁ。映画の「タクシー」もめっちゃわらうとこあっても「ん?」って思うことが多いもん。どこがおかしいかあんまりわかんなかったよ。
ただ続きもあるので楽しみ。
商品説明では
「停職処分が明けたばかりのパリ警視庁警視正アンヌは、新結成される捜査班の班長になった。しかし、集められたのは警視庁の落ちこぼれ、曲者ばかり。一癖も二癖もあるメンバーとともに、アンヌは20年前のフェリー沈没と二件の未解決殺人事件の不可解な謎を追う」となっていました。
朝から雨がひどいと覚悟していたのですが、思ったほどではなかったです。
一応駅からカッパを着ていったけど必要なかったくらい。
帰りは完全に曇りに変わっていました。
明日はどうかなぁ?
じゃあね
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