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2022/06/01

6/1 「雨上がり月霞む夜」

今日は『雨上がり月霞む夜』(西條奈加著 中央公論新社)を読み終えました。

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なんか西條さんにしてはあんまり面白くないなぁと思いながら読んでいたのですが、そうか、最後になってやっとわかった。これって「雨月物語」で、雨月物語の作者の名前、完全に頭になかったけど上田秋成、つまりこの物語の主人公?だったのかー 知ってて読んだらまた感じが違っていただろうな。
雨月が何者なのか?秋成って何者なのか?と思いながら読んだけれど、そうか、雨月はもう三十何年前に死んでいたのか。それに母親の八百やおたねは付き合ってくれてたんだね。
でも本当は八百の息子ではなく、秋成の中身が分離して作りだしたものだったのか。全ては「雨月物語」を産むためのものだったのかも。
最初に出てきた兎のような大妖、遊戯。いいなぁ。うん、かわいい兎に乗り移って秋成と一緒世にいてくれたから良かったんだよね。もっといっしょにいてほしかったな。

【商品解説】には

「大坂・堂島で紙油問屋を営んでいた上田秋成は、一帯を襲った火事ですべてを失い、幼なじみの雨月が結ぶ庵のもとに寄寓して、衣食を共にするようになった。ところがこの雨月、人間の言葉で憎まれ口を叩く「遊戯」と呼ばれる兎を筆頭に、「妖し」を惹きつける不思議な力を持っており、二人と一匹の前に、つぎつぎと不可解な事象が振りかかるが――。
江戸時代中期の読本『雨月物語』に材を取った、不穏で幻想的な連作短編集。」となっていました。

今日は朝から駅まで送ってもらい、帰りは迎えに来てもらってレイドして帰りました。

相方は親と昼ごはんを食べに「熱々天ぷら虎之介」に行ったのだけど、残念ながら鮪丼、すごく生きが悪いのが出たって。とっても残念だったって言ってた。ザンネン、ザンネン。

じゃあね

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