5/30 「たまごの旅人」
今日は『たまごの旅人』(近藤史恵著 実業之日本社)を読みました。
なんと、なりたての旅行添乗員の話でした。全くどんな本か想像せず読み出したのでものすごくラッキー!と思いました。
主人公は私と同じ。子供の頃から遠く乃世界に憧れていて、外国の絵本の方が好きで旅のテレビも好きってマジ一緒だーって。
ただ彼女はそれで海外旅行専門の旅行会社に就職して添乗員になったのよね。すごい。でも私にはそれは無理。だって人相手の仕事、嫌だもん。
案の定、嫌なお客さんも色々出てくるのよね。まぁでもそれでも彼女は頑張ってるので偉いなぁと思いました。でもさ、彼女も話の中で言ってるけどなんで人に迷惑かけても平気な人っているのかなぁ?最大の理由は自分が迷惑かけてることすら分かってないからだとは思うんだけどね、あぁ嫌だ嫌だ。
添乗員の初仕事の行き先はアイスランド。オーロラ、見てみたいわぁ。でも物価高いのは嫌だな。次がクロワチアとスロベニア。007を見てから行きたい!たら思っていた国。そしてパリ。パリって私の中では灰色の街ってイメージが子供の頃からあったのだけど、行ってみたら良かったよね。また行ってみたいよ。次は中国。うーん、ここは行かなくてもいいや。出てきた問題児、じいさんで困った奴だったけど、彼にも人生があって、うーん、一緒のツアー客にはなりたく無いけど,本で読む分には「これから頑張っていい日々を送ってね」と言いたいよ。
そして,最後の話はコロナ禍の世界。
まさかこんな世の中がくるとはね。海外に行けなくなって主人公は派遣での雇用だったので結局止めて実家に戻ったものの親がぶーぶーいうので沖縄のコールセンターに就職(3ヶ月だけど)してしまいました。
コロナの時代もしっかり書いてあったのが時代だなぁ。何年かして読み返すとコロナ化も懐かしく感じるのかなぁ?今年、海外に行けないかなぁ?
昔読んだ「りざべーしょんプリーズ」を読み返したくなりました。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「念願かなって、海外旅行の添乗員になった遙。アイスランド、スロベニア、パリ、西安で、ツアー参加者それぞれの特別な瞬間に寄り添う。ところが2020年、予想外の事態が?。『Webジェイ・ノベル』掲載を単行本化。」となっていました。
マジ海外旅行に行きたいな。モルディブ、行きたいな~
ギリシャ、行きたいなぁ・・・チュニジアも。あーあ、計画してそれがなんらかの理由で行けなくなった時、なかなかその国には行けないんだよなぁ・・・
サーフボーイの乗り方が失敗したかな?右ひざが痛いのだ。うーん・・・でも今日もサーフボーイには乗りました。
じゃあね
« 5/29 無いなぁ | トップページ | 5/31 歩活最終日 »
「本」カテゴリの記事
- 5/30 「名探偵の生まれる夜」(2023.05.30)
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
- 4/28「「エンタメ」の夜明け」(2023.04.28)
コメント