5/16「あきない世傳金と銀 十一」
今日はとても待ってた『あきない世傳金と銀 十一 風待ち篇』(高田郁著 角川春樹事務所)を読みました。
今回は五十鈴屋がいじめられるというのはちょっとだった。
とにかく愛染の浴衣はとても売れててね。でも幸はそれを一時のものにせずずっと末永く売れていくにはどうしたらいいか考えててね、そのうちなんと江戸に大火災が起きてしまって・・・
五十鈴屋は無時だったけど、たくさんの人々が焼きだされてしまってね。
音羽屋の策略で綿の白生地の買い占めにあい五十鈴屋は何とかなったも浅草太物仲間の皆で合う井染浴衣を売り出そうとするの。すごいねー 自分のところだけ設けようとすればできるのに、ただそれをしないからそのあとみんなに助けられることになるのよね。
長年創業記念日になるとやってきてた上品な夫婦の正体もわかり、今では当たり前に思ってるお相撲さんの浴衣づくりをすることになるの。それも太物仲間といっしょに売ることにして大成功となるの。
すごいねー 幸ってほんとすごい。それに比べて妹の結。嫁いだ先の音羽屋ダメだねぇ。菊栄のかんざしの商いも邪魔してくるのよ、それでも菊栄はやり遂げたよ。すごいねー 菊栄と一緒に生活することは幸にとってもとってもいいことだと思うよ。
ところでいつも思うのだけどお梅って何歳くらいなんだろう?決行うな年増と思っていたけど、まだまだ若いのか?うーん・・・ま、いいか。
次の巻ではしかして五十鈴屋、呉服を扱えるようになるのかな?もう出版はされているんだよね、図書館ではいつも貸し出し中ってだけで。
早く読みたいなぁ。
【商品解説】には
「湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや寛ぎ着としての「浴衣」に
──そんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。
店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。
折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。
困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。
大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く、シリーズ第十一弾!!」となっていました。
えーと・・・今日は相方が病院で検査でした。あまり変わりはなかったようだけど薬を替えるみたい。
副作用なければいいなぁ。
じゃあね
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