3/16 「光二郎分解日記」
今日は『光二郎分解日記 西郷さんの犬』(大山淳子著 講談社)を読みました。
変わったじいさん光二郎の第二弾です。
この本で頭野の身元判明。大物で金持ちの悪人が妾に産ませた子供の中で二番目に頭の良い子供で、のちのち悪の帝国を営んでいくうえで役に立ってもらおうと思って育てられたみたいね。目指せ警視総監。ちなみに一番目に頭の良かった子供は頭野のにいちゃん。でも彼は死んでしまったの。かわいそう。
今回の事件は上野の西郷さんの銅像の犬だけが盗まれたって話。そこに残されたしっぽだけ管理人に届けられ、事が公になってしまうとやばいと考えたのでシルバー人材のほのぼのにやってきたの。
でもテレびのワイドショーで流れてしまったので警察に通報することに。光二郎たちが探すことになって、君鳥や頭野がやってくるの。その前に矢馬郡と一緒に光二郎が作業に出かけた家が安佐顔さんち。脳梗塞を患って、ヘルパーさんを頼んでほぼ寝たきりみたいなところ。この人も今後はずっと出てくることになったよ。
でもかけるはほんとダメダメだねぇ。まぁ美人獣医から暇人は貴重だ、と言われ予備校の臨時講師からも最後本当に求められてよかったねぇ。銅像の犬も、おれおれ詐欺未遂もそして名犬誘拐事件も解決できてよかったねぇ。
雪絵さんは応募してた川柳が入選し、自宅で川柳教室みたいなのまでひらいててずいわぁ。あとあまり存在感がなかった福太郎(お父さん)は銀行のお偉いさんだったんだーすごいや。
矢馬郡さんの過去も、ほのぼののキムタクの過去もわかって、本当にいろんなことがぎゅっと入った本でした。
内容説明では
「西郷さんの銅像から、愛犬ツンが盗まれた!?手がかりは残された尻尾と、高級ホテルの石鹸。愉快犯か、それとも政治的意図が……?前代未聞の盗難事件に、再び“ふたりで一人の迷探偵”が大活躍!分解の天才光二郎(75)×浪人生かける(20)+元警察犬ジュン(10)が巻き起こす、やきもき、ドキドキ、ハートフルミステリー!「猫弁」の著者が贈る新シリーズ待望の第2弾。」となっていました。
今日も暑かったねぇ。八代は26度だったみたい。ひゃ~ 夏じゃん!
来週は寒の戻りだって。気をつけなきゃね。
じゃあね
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