3/29 「婿どの相逢席」
今日は『婿どの相逢席』(西條奈加著 幻冬舎)を読みました。
楊枝屋の四男坊の鈴之助が綺麗で人柄もいいお千瀬と結婚したのはいいけど繁盛している仕出し屋の逢見屋は女将が主人で婿にはなんの権力もないというちと世間とは違った所だったの。
以前の主人がダメダメだったからそうなったって。大阪じゃなくて良かったね。大阪だったら女の主人は認めないんだったよね。
最初は何も出来ず、ぼーっとしてた鈴之助だったけど、最後には店のごたごたどころか家族のごたごたも綺麗に収めて、いい働きしたじゃん。今後の逢見屋も繁盛間違いなしだね。
やっぱり町人の、商人の話は面白くて好きだなぁ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「小さな楊枝屋の四男・鈴之助は、相思相愛のお千瀬の生家である大店の仕出屋「逢見屋」へめでたく婿入り。誰もが羨む逆玉婚のはずだったが…。夫婦奮闘記。『岩手日報』『山口新聞』ほか地方紙連載を加筆し書籍化。」となっていました。
じゃあね
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