3/24 「錠前破り、銀太」
今日は『錠前破り、銀太』(田牧大和著 講談社)を読みました。
なかなか面白い話でした。もと錠前破りの銀太、その弟の秀次そして兄弟のように育ったけど今は与力の貫三郎の物語。銀太は蕎麦屋をやってんだけど、他のものはとても味が良くて美味しいのに肝心の蕎麦だけは茹で過ぎてみんなからそっぽ を剥かれちゃってるの。今は亡き妻の好みだったんだって。私、そば自体を食べないので良くわからないけど、すく肉ともうどんはでろでろが好きなので奥さんの好み、わかるわぁ、なんて思っていました。でもその恋女房が盗人だったとは思わなかったねぇ。銀太は秀次を養うために錠前破りして盗みしていたけど、しばらくはふたりで組んでやってて、でも趣味の盗みだった億さんに比べて銀太の理由が弟を養うためってしっった途端ぴったりと盗みを止めて蕎麦屋を始めたの。 偉いねぇ、奥さん。なんで死んじゃったかは載ってなかったなぁ。
錠前屋の緋名っていう見た目男っぽいいなせなお姉さんが魅力的。次の巻でも出てほしいなぁ。
三日月会もまた出てくるのかな?
【「TRC MARC」の商品解説】には
「蕎麦屋を営む銀太、秀次の兄弟と、北町奉行所・吟味方与力助役の貫三郎は幼馴染。吟味で腑に落ちないことがあると、貫三郎は身分を隠して2人に知恵を借りに来る。そんな3人が江戸中を騒がす連続辻斬り事件に巻き込まれ…。」となっていました。
朝は寒かったけど昼から暖かくなったなぁ。
八代はもう桜が咲いてます。 今週末は見ごろ。でも天気崩れそう。間に合うかなぁ(笑)
じゃあね
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