3/14 「図書館からの冒険」
今日は『図書館からの冒険』(岡田淳著 偕成社)を読みました。
この本もある場所から地図の裏表のような別の世界に行って冒険する話だった。この前読んだ本と違う小学校の図書館から違う世界への道があって、主人公の渉が勘違いしたサキと言う少女に連れられて入り込んでしまうの。
小学校と同じ名前の島で、住人は動物の姿になれたり動物の姿だったりするのは「森の石」の世界観と一緒だね。
渉の大叔父さんは若い頃その世界に迷い込んだことがあり、実はそっちの世界で結婚もしてたの。でも喧嘩してこっちの世界に戻ったまま百日が過ぎてしまって、あっちの世界に戻れなくなっちゃってたみたい。子供もいたのに、かわいそうだったね。
まぁでも生きているうちにまた行き来ができるようになってよかったね。渉の面倒をしつかりみていてくれたごほうびかも。
渉の冒険は汚染されてしまった川の泥から生まれた人たちの正体を解明し、元に戻すための方法を考え、実行したこと。大叔父さんの奥さんが島の竜だったってことにも驚いたけど、行方不明になったのが泥の人になってしまっていたから、ってのには驚いちゃった。
元々何もない平凡な島だったのに、薬になる草が見つかり、大企業にそそのかされ金持ちにはなったけど心の豊かさを無くしてしまって最後は泥の人になったのだけど、それを止めようとしたのがこっちの世界から来た大叔父さんで、それに反対したのが島の竜であるミレイさんだったってのは「森の石」とは逆で驚きました。
【商品解説】には
「はじまりは、取り壊しが決まった柴野崎小学校の図書館に渉(わたる)が忍び込んだことからだった。
小学校6年生の渉は柴野崎小学校の図書館からシバノザキ島にワープしてしまう。島は一年前の大きな地震と嵐であちらこちらが崩壊し、島民は気持ちの悪い生き物に怯えながら生きていた。しかもこの島にはその昔、渉の大おじさんがくらしていたらしい。
島の少女サキとであい、さまざまな危険にあいながら行動をともにし、渉は仲間たちと島を救おうとする。大長編ファンタジー。」とありました。
昨日までのあのヘロヘロはどこへいったか、ってくらい今日は体調良かったです。
昨日だけだったのね、ワクチンの副反応。よかった、よかった。
しかてきなり暑くなったわぁ。びっくり。
じゃあね
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