3/30 「わかれ縁」
今日は『わかれ縁』(西條奈加著 文藝春秋)を読み終えました。
珍しく江戸時代の「公事屋」と呼ばれる職業の話だった。弁護士とか司法書士とかなんかよくわかんないけどそんな感じ。
絵乃という女が主人公なんだけど、女と金にだらしない亭主と別れるために公事屋を使うことに。でもお金が無いのでそこで働きながら仕事を学び、自分の離縁を扱うことになったの。主は桐という女性。この人、7回も結婚・離縁を繰り返している人。でもみんな円満離婚みたい。子供たちともいい付き合いが続いているみたいね。
絵乃は亭主だけでなく幼い頃自分と父親を捨てて出て行ってしまった母にもうらみを持っていたようなんだけど、実はおっかさんにも訳があってね・・・
とにかく最後は大団円で良かったです。
とにかく珍しい職業だったなぁ。江戸時代、町人もほんとに深いなぁ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「最低亭主から逃げた絵乃は、離縁の調停を得意とする公事宿「狸穴屋」の手代として働くことに。一筋縄ではいかない依頼を解決しながら、念願の離縁を果たすことができるのか!? 『オール讀物』掲載をまとめて単行本化。」となっていました。
暖かくなったね。桜は満開。通勤時間に眺める桜、いいねぇ。きれいだなぁと思います。
ポケGOではレイドバトル、ドラクエではギガモンスター討伐、楽しいわぁ。
でも本も読みたいし、テレビも見てクイズ番組で回答もしたいし、あー本当に色々と忙しいわぁ。マンガ(バルバラ異界)止まってる。続き読みたいのにー あ、風呂に入ってこなければ・・・
とにかく・・・ガンバロっと。
じゃあね
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