2/21 「ブラック・ハンター」
今日は『ブラック・ハンター』(ジャン=クリストフ・グランジェ著 早川書房)を読み終わりました。
「クリムゾン・リバー」の続編らしい。この前読んだ「死者の国」と同じ作者。今回も主人公の刑事はぶっ壊れてたなぁ。暴力的というか、思い込みで捜査をしてしまうというか、一緒に組んでいる女性警部補も悲惨な過去から這い上がってきた人。ドラッグ漬けや殺人を犯してもフランスでは警察になれるわけ?日本では無理では? 違うのかな?あとドイツ人の警視は家族持ちの一軒まともそうに見えたのだけど、操作は結構むちゃしてたね.ランス人に引きずられたってとこもあるけど。
でも「クリムゾン・リバー」覚えてないんだよね。死体のドアップで始まった、ジャン・レノが主人公だったってことしか覚えてないのでした。映画館と家と2回見たはずなのに・・・・
とにかく今回の話はフランスではなくドイツが舞台。ドイツの大富豪の跡継ぎの青年が殺されたのだけど、首を切られはらわたを抜かれ・・・という猟奇的な死体。殺された青年はsmの趣味があったとこの前の本を思い出したりもしたのだけど、其のあともまた同じような死体が出てきてね。 これって狩猟に関係した越され方らしい。 狩猟のためだけにでっかい土地を持って管理しているという符号。そして残された女主人。 うーん・・・ナチスのひどさとかも出てきて凡人には考えられない残虐な行為。実際行われていたとのことでもう本当に二度と引き起こされてほしくないよね。それなのに今の時代に同じようなことを起こす人々がいるっていう話で読んでいてきもちわるくなっちゃった。
最終的に犯人は自殺してしまい、主人公のニエマンスとイウァーナはフランスに戻ってきて終わりだったのだけど、ニエマンスの犬嫌いの理由が少年時代の悲惨な出来事、彼を形作っている出来事だったことが語られていて、イヴァースの秘密も語られて二人がこれからも警察官だってことで終わったのでした。続きがあるらしい。少なくともドラマはあったようだ。いつか見るチャンスはあるのかな?しかし主人公もその部下も名前が難しすぎる。発音できないーー
【商品解説】には
「ドイツの富豪の跡継ぎが惨殺された。捜査にあたるのは過去の事件で心身に傷を負い、復帰したばかりのニエマンス警部。彼は新たな相棒とともにドイツに飛び、真相を追うが……。『クリムゾン・リバー』のニエマンス警部再登場! フランスの鬼才によるミステリ」となっていました。
明日は休み。 なので今夜は21時に予約を取ってマッサージへ。 肩にくびそして腰。もうガチガチ、ボロボロなのだー
じゃあね
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