2/16 「墨の香」
今日は『墨の香』(梶よう子著 幻冬舎)を読みました。
理由もわからず離縁を切り出され出戻りとなった武家の娘が元々有名な初書家の弟子だったので家で附筆法指南所を開くことに。15人くらいの娘達を教えることになったのが主人公の雪江。
生徒の娘たちの話から途中から別れた亭主がちらちら出てくる話になったり、書の虫省都の話があったり。でも武家が部隊の話より町人の話の方が楽しいかな、江戸時代。
武家って色々と面倒なこと多いなぁ。
今回の主人公、雪江は書で生きて行こうって事になったけど、女はかなだけ書いとけ、とかバカにする力のない男たち、やっぱり色ルー、どんな時代も。
でもなにかなぁ、弟のきゃぴきゃぴさ、お母さんのぶっ飛んだ感じ、兄弟子の昔と今の違いってのがばらばらだった気がしちゃった。まぁいいんだけどね。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「江戸時代後期。嫁ぎ先から理由もなく離縁され、心機一転、筆法指南所(書道教室)を始めた女流書家・岡島雪江。ある日、元夫の森高章一郎が「ある事件」に巻き込まれたことを知り…。『GINGER L.』連載に加筆・修正。」となっていました。
今日はカーリングメインのテレビなので録画があんまりなくてちょっと余裕。
替わりにバラエティとか消化してる。
ただ明日はきついぞー(笑)
じゃあね
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