1/20 「聖なる泥棒」
今日は『聖なる泥棒 修道士カドフェルシリーズ19』(エリス・ピータース著 光文社)を読み終えました。
解説を読んでびっくり。教会が保管している聖体って盗んできたものとかも平気であるんだって。それでバチが当たらないのがキリスト教のすごいとこなの?よくわかんないなー
だから今回もお告げがあったから盗んだー、みたいなことを平気で言えるんだね。しかし今回殺された羊飼いは可哀想だったね。何一つ悪いことしてないのに。
そういえばサリエンのお母様、とうとう亡くなっちゃったね。ただ修道士見習いのチューティロの美しい声に包まれてこの世を去ったので最後は幸せだったのかも。苦痛とさよならすることもできたし。
いけ好かない修道士のジェロームが人殺しをしてその罪に怯え苦しむ様はちょいちょーい、とつい思ってしまったけど、ちゃんとオチがあって良かったじゃん。
そうそう、聖女の柩を誰が所有するかを聖書をめくって決めるってシーンがあったけど、アレはあまりにも良く出来過ぎだよね!ま、物語なのでいいんだろうね。楽しめたし。
今回も若いカップル誕生。好きだね、エリス,ピーターズさんは。
内容(「BOOK」データベースより)
「―略奪者ジェフロワによってラムゼー修道院は廃墟と化していた。そのため教会は、再建・修復を速やかに行うべく、聖パウロ修道院にも救いの手を求めることになった。だが折しもシュルーズベリでは河川の氾濫で洪水が起き、その騒ぎの最中に守護聖女の聖骨箱が盗まれてしまった。その嫌疑は見習い修道士のチューティロに。証人として羊飼いのアルドヘルムが呼ばれることになったが、彼がやって来ることはなかった。やがて…。」となっていました。
今朝は昨日ほど寒さは厳しくありませんでした。
明日は休みを取っているので、るんるんだー
じゃあね
« 1/19 ざ、残念 | トップページ | 1/21 花蕾とタイガーマン »
「本」カテゴリの記事
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
- 4/28「「エンタメ」の夜明け」(2023.04.28)
- 4/24「ミステリー通り商店街」(2023.04.24)
コメント