1/18 「デーン人の夏」
今日は『デーン人の夏 修道士カドフェルシリーズ18』(エリス・ピータース著 光文社)を読み終わりました。
そっか、デーン人ってバイキングのことなんだね。
イギリスの歴史、詳しくないのでよくわかんないけど北の方ではデーン人に海から侵略されつつもしたたかに生きていたんだね。
今回、マークが出てきてなんか嬉しかった。マークってすごくいい印象。 マークのお使いにカドフェルがお供して結構長めの旅に出て、デーン人との諍いに巻き込まれてしまったんだよ。ただデーン人は侵略に来たのではなく、オエインというグウィネス領主の弟がさ、めっちゃダメ人間でさ、デーン人を金で雇って襲わせたわけ。それもにーちゃんから取り上げられた領地とか財産を取り戻そうなんてあほなこと考えてのこと。びっくりするのはにーちゃんがびびらなかったら手のひら返してデーン人を一緒に討とう、なんて言って追い払おうとするわけ。雇っていた賃金も払わずによ。もーあきれてものが言えん。なのにそやつにひたすらに忠誠を誓う人もいてびっくり。 だってどう考えても悪いのは弟のキャドウォラダ、なのに結局またまたおにーちゃんは弟を許しちゃうんだね。 信じられんわい。
全員は殺された男の犯人は誰?ってのが中心になりそう・・・なところにデーン人が襲ってきてそれ以降は電人との話がメイン。最後に犯人が自分ですって告白するところ、「大事な話がある」
と言われても全くピンとこないくらい忘却の彼方にいってたのでした、殺人のこと。
聖職者の娘ヘレズが自分の意志で相手を選ぶことができて良かったよ。マークがくらっとこなくて良かったよ。
内容(「BOOK」データベースより)
「―休止状態にあったセント・アサフの司教区が復活するにあたり、新任の司教のもとへ助祭マークが書簡と贈り物を届けることになった。ウェールズまでの道程をカドフェルが同行。新司教ギルバートは二人を快く迎えた。やがて一行は領主オエインの領地アバーへ赴き、宴も終わり眠りにつこうとしたそのとき、急を知らせる死者が!デーン人がオエインの領地を急襲するというのだ。そんな折り一人の男が謎の死を遂げた…。」となっていました。
さて、茶碗洗ってお風呂に入って、洗濯物畳まなくっちゃ。
明日もまたお仕事です。
じゃあね
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