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2021/12/10

12/10 「冷酷」

今日は『冷酷』(ポール・カースン著 二見書房)を読みました。

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最初からものすごく細かい医療の描写が気に入りました。気に入らないものがあるとしたらタイトル。なんかすごくいけてないなぁって気がします。表紙のイラストもあまり好みとは言えないので、もしこの本がリサイクルに出された本でなかっあら手に取らなかったかも。
考えの浅い誘拐犯と何であんな悲惨な幼少期を過ごさにゃなんなかったんだろうねぇ、と同情は覚えつつあまりに容易く人の命を奪って行く男の話、不気味な男がすごくよく書かれていたね。
訳者あとがきを読むと作者は小児科医だって。だから医療シーンがめっちゃ詳しいんだね。
しかし刑事側のメインの女性刑事、活躍してたのに銃撃されケガして、結局仕事を辞めてしまってなんか残念だった。母や妻としての幸せは掴むかもしれないけど、なんかちょっとがっかり。やっぱりいまの時代の話ではないからかなぁ。1997年が舞台。24年前だとまだまだ女性の社会進出は出来ていないってことかな。 
しかし殺人犯の最後も誘拐犯の最後も悲惨だったねぇ。
悪いことはしちゃだめなんだよ、うん。
今回はね、意識してゆっくりじっくり読んでみました。最近早く読み過ぎて読んだ後ほとんど記憶に残ってないって感じだったんで。でもどうかな?どんだけ残ってるだろう?

内容(「BOOK」データベースより)
「厳寒の2月、ダブリンの有名産院でアイルランド有数の多国籍企業のオーナーに息子が誕生する。だがまもなく、産院の検査室で看護婦が首にメスを突き刺された惨殺死体で発見され、数日後、退院したばかりの大富豪の息子が誘拐される。この二つの大事件に、警察の必死の捜査がつづく…殺人犯は?そして、赤ん坊の命は?人間の心の闇を鋭く抉るとともに緊迫の11日間を分刻みで描き、アイルランドで17週連続ベストセラー第1位の異色サスペンス大作。」となっていました。

 

わーい、一週間終わったよ。

明日は病院で薬もらった後、ランチに行こうと思ってます。ちょっとリッチに。

 

じゃあね

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