11/26 「ほら吹き茂平」
今日は『ほら吹き茂平 なくて七癖あって四十八癖』(宇江佐真理著 祥伝社)を読みました。
全部茂平のホラ吹き話かと思っていたら違いました。色んな「癖」を持つ人を主人公にした短編集でした。2回出てきたのは俄尼の浮風だけ。でもどれも人情話で良かったです。ただこれって「癖」って言うのかな?とは思ったけどね。
最後の話しのラストあたりで留蔵が「ありがとうございやす」、って繰り返すシーンには電車の中だったのにジーンときて涙がでそうでしたよ。他の話もいい話でした。 江戸の人情噺、いいねぇ。 でもやっぱ政治が絡んでくるのは好きではないなぁ。 「金棒引き」はばくまつにつながるような話だったのでちょっと、ってなりそうだったけど、なんとかセーフでした。
2巻も借りてきているので、読むのが楽しみです。と書いたものの、今。宇江佐さんの名前が間違って記載していなかったか確認しようと検索したら・・・がーん!なんと6年前に読んでいた。全くまったく覚えていなかった。ショックーーー
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「隠居した深川の茂平は大工の元棟梁。いつの頃からか「ほら吹き茂平」と呼ばれるようになった。別に人を騙そうとは思っていない。ただ、いろんな癖の人をみて、ついつい言ったお愛想が思わぬ騒動を起こすのだ。その日も、一向に嫁ぐ気のない娘の相談に来た母親に、悪戯心が頭をもたげて…。江戸の市井にあふれる笑顔や涙を温かく描く豊穣の人情小説集。」となっていました。
今週も終わった。
明日は何をしようか?
じゃあね
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