10/19 「寒椿ゆれる」
今日は『寒椿ゆれる 猿若町捕物帳』(近藤史恵著 光文社)を読みました。
この本も面白かった。入っていたお話は3つ。
千蔭の母上、お駒はやっぱり妊娠してたよ。つわりがひどくて何も食べにレズやつれていたので巴之丞が教えてくれた猪鍋屋に行って、美味しくて気に入ったのにそこの女将が川に落ちて死んでしまう話、巴之丞が若い女に刺される話、そして北方奉行の大石が盗賊の手引きをしたと疑われてしまう話が入ってました。
そしてなんと千蔭がお見合いをするのよね。相手はすごく格上の身分の家の娘なんだけど、これが変わっていて、28歳の年増で顔も美人ではないけれど数字に強く、色々なものをしっかりと観察できるとてもいい目を持っているおろくって女性なの。六女だから「おろく」ってあまりにも之名前よねー 相手に気に入られ、話はまとまったのだけど、おろくの姉さんが出戻ってきたり、お駒の出産間近とかもあって結納や挙式は先になりそうって感じだったんだよ。そしたらまぁなんと、最後は大石とくっついてしまったのよ。残念、いいキャラしてたのになぁ。
まぁ結婚しちゃったら梅が枝とはなかなか付き合いにくくなるなぁとは思っていたけど、なんか残念。でも大石とおろくは互いに惹かれあっていたようだからこれが正解なんだろうね。
あと1冊、シリーズを借りてきているので読むのが楽しみ。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「堅物の同心・玉島千蔭。美貌の花魁・梅が枝。若手人気女形・水木巴之丞。そして、千蔭の見合い相手のおろく。巻き起こる難事件の先に仄見える、秘められた想いとは?江戸の風物を効果的にあしらい、市井の息づかいを丁寧に描き上げた傑作シリーズ、待望の最新刊!情感豊かな時代ミステリーの傑作。」となっていました。
今朝は通勤時15度だった。日中も天気はいいけど最高気温22度です。あぁここで止まってくれ、って感じ。いい気候です。
明日は熊本市内で研修があるので一旦玉名に行った後、職員の車に乗って熊本市内に行って、また玉名に戻ってすぐお家に帰るのでした。バカらしーー
昼ご飯は一緒に乗っていく車の人たちと食べる予定。うー、な感じなのですが、ま、どーにかしのぎましょ。
じゃあね
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