8/22 「聖域の雀」
今日は『聖域の雀 修道士カドフェルシリーズ7』(エリス・ピータース著 光文社)を読みました。
切ないねぇ、スザンナ。彼女の人生は何だったんだろう。ちょっとの間はイースティンといい思いはしたのだろうけど、赤ちゃんができても生まれることもなく・・・かわいそう。ジュリアナが最後に残した「ひ孫を抱きたかった」って言葉、伝えてあげればよかったのにと思いました。
ただリリウィンとラニルトの若いカップルが結婚出来てよかったよ。貧しいながらも幸せになってほしいな。そうそう、騒ぎの原因になったダニエルとマージェリーの夫婦もどうやって奥さんが実権を握り、旦那を尻に敷くことになったかの話がなかなか面白かったよ。
しかし 本当に人は群集心理が働くと怖いよね、普段は普通の人でもあっという間に悪魔になれるよね、怖い怖い。
あ、そうだ。スザンナのお父さんはクソだね。金の亡者、娘に対する愛情なんて全くなくてホント死んじゃってよかったのにさ。
内容(「BOOK」データベースより)には
「―教会では夜半の祈りが捧げられていた。その静寂は、若者芸人とそれを追いかけて雪崩れ込んできた群衆によって破られた。金細工人の家で結婚披露宴をしていたところ、余興をしていた芸人が主人を殺して、金銀を盗んだというのだ。芸人は教会という聖域にかくまわれることになった。カドフェルは男の無実を信じて、真犯人を探し始める。金銭欲、嫁姑争い…。生臭い人間たちの中から、真犯人が浮かび上がるのだった。」となっていました。
いい天気になりました。そして気温もがーっと上がり、34度とかそんな感じ。
やっぱりまだ夏だったんだーーー 最近雨ばっかで涼しくて夏終わった気がしてたよ。甘し。
明日からはどんな天気なんだろ? うーん・・・
じゃあね
« 8/21 汗をかきすぎて | トップページ | 8/23 シェフは名探偵 »
「本」カテゴリの記事
- 5/30 「名探偵の生まれる夜」(2023.05.30)
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
- 4/28「「エンタメ」の夜明け」(2023.04.28)
コメント