7/16 「ボロゴーヴはミムジイ」
今日は『伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ』(ルイス・パジェット著 高橋良平編)を読み終わりました。
素質はなくてもまだ概念が固まっていない子供だったら教育で人と違った力を身につけることができると言う1話目「ボロゴーヴはミムジイ」
ミュータント(なんで懐かしい響!)の素質が無いと教育だけではダメだと言う考えの2作目。色々な考えの話があって面白い。半世紀以上前に書かれている話なのにそこまで古くさく無いのはすごいと思う。「子どもの部屋」
同じ日々を繰り返す話もラストはなかなかのものだった。机の上に作られた町だったとは!.「虚影の街」
「ハッピー・エンド」はいまひとつだった。
時間の流れが全く逆の世界で、一人だけ30代の男のままでいる主人公。「若くならない男」
時間の流れが北に行くほど早くなる世界で南の何かと戦っている男が解任され、南に行き、結婚して子供ができ・・・でもまた招集され戦いに戻っていく。南では20年の時が過ぎていたのに、戦地ではたかだか22分。敵と言ってたのも戦いの始まりはもしかしたら・・っていうところ、なんか切ないっす。「旅人の想い」
異星からの侵略を描いた最後の話は、この前読んだ小川さんの話を思い出しました。
なかなか面白かったです。「思考の谺」
【「TRC MARC」の商品解説】には
「不可思議なおもちゃを手にした兄妹の身に起こったこととは…。ルイス・パジェットの幻の名作である表題作をはじめ、SF界きっての目利き伊藤典夫が惚れこみ翻訳した傑作の中から厳選した7中短篇を収録。」となっていました。
1週間終わった。
雨にはなんとか合わず家に帰れた。
相方の体調が悪いので、今日もレイドだけ。今日からミュウツウの復刻レイドです。明日はGOフェスタ。
近場で楽しもうかな。
じゃあね
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