7/13 「白が5なら黒は3」
今日は『白が5なら、黒は3』(ジョン・ヴィーチャー著 ハヤカワ・ポケットミステリ)を読みました。
こんなエンディング、嫌だ。誰もハッピーな人がいない。悲しすぎるよ。
黒人も白人もそしてアジア人も、嫌な奴は嫌だし、いい奴はいいんだよ。人それぞれに好き嫌いはあっても、人種でどーこーいうっての、まじわかんない。そんなゴリゴリ人種差別がまかり通っている時代と場所、そこにボビーは暮らしていて、親友だったアローンが刑務所から出てきて、その日に人生が変わってしまったのよね。そのまま店に寄らず帰っていたら・・・
アローンはなんで黒人かぶれをやめなかったんだろう?立派な親に反抗したかったんだろうか? なんて麻薬に手を染めたんだろう? だから刑務所に行くことになり、刑務所に行ったことですべてが替わり、そして終わってしまったんだよね。でも刑務所に入ったからよりひどい人間になってしまうっていうのはおかしいよね。 なぶられ、レイプされ人としての尊厳も何もかもなくさせてしまい、かわいそう。全く違う人間となって出てきてしまったし。朱書してきた日に煉瓦で殴りかかったのが黒人に対するヘイトクライムだとはあとがき読むまで気づかなかった。そうか、特に理由もなく黒人だからってことだけで人を殺せるんだ。なんて怖い・・・
ボビーのお母さんは父親が人種差別主義者と知っていて黒人と付き合い、子供ができてしまい、そしてアルコール依存症になってしまう。 なんかもうわけわからん。
そう、読み始めて誰が黒人で誰が白人が最初はよくわかんなかった。 ボビー親子は黒人だと思って読んでた。アーロンは白人だったのね。 でもなんかホント、アメリカって大変ねー
色々と考えさせられたけど、でもやっぱりアローンはレンガで人を殴り殺すことはなかったし、ボビーを撃ち殺して自殺する必要もなかったのよ。あぁもうまさか殺すとは。悲しすぎるね。
【商品解説】には
「混血のボビーは、黒人のアイデンティティーを隠し、白人としてやり過ごしてきた。しかし、出所したばかりの白人の親友が起こした黒人青年へのヘイトクライムに、不本意に関わってしまったことをきっかけに、親友、そして家族との関係は思いもよらぬ展開へ……」となっていました。
今日はなんとスマホを忘れて会社へ!
朝からいつもと違い6時前に起きてトイレに入り、検温も血圧測定も忘れて、父へのバースデーカードを13日に出そうと思っていたのだけど、実は今日がその13日と気づき朝から焦って準備して・・・燃えるごみの日なのでごみを出し・・・としていたらスマホ忘れちゃ他よーー
車で家を出て角を曲がったとこで気が付いたのだけど、ま、いいかーと思ってそのまま行ったのでした。これが定期だったら戻ってたけど。
なので帰ってくるまでポケ活ドラ活なし。今日は結構2階に上ったり下りたりをしたのに歩数は1124歩しかカウントしてないよー
ま、とにかく朝はいつも通りに動かないとだめだねー 調子狂っちゃう。
明日はいつも通りで落ち着いていこーー
あ、明日は家族Bの誕生日だ。
じゃあね
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