7/7 「メアリ・ジギルとマッド・サイエンティストの娘たち」
今日は『メアリ・ジギルとマッド・サイエンティストの娘たち』(シオドラ・ゴス著 早川書房)を読みました。
主人公のメアリはあの「ギルトとハイド」の娘。ハイドの娘も出てくるし、ドクター・モローの娘も出てくるし、フランケンシュタインに作られた娘も出てくるの。残念ながらラパチーニの娘に関しては全くわかんなかった。そしてなんとシヤーロック・ホームズとワトソンも。
読んだことあるのはホームズだけ。ジギルとハイドはなんとなく知ってる。
ビクトリア朝のロンドン、本当に自立している女性は生きにくかったろうねぇ。
この本に出てくる女性はまぁメアリとダイアナは普通の女性だけど、ダイアナはまぁお転婆もいいとこ。あとは体が毒でおかされていて触ったり息を吹きかけるだけで動物も人も殺すことができるくらい。そんなイタリアの美女ベアトリーチェ。ピューマから人間に作り替えられたキャサリン。死体から作られた大女ジュスティーヌ。そしてメイドのアリスと家政婦のミセス・プール。彼女らが集まってロンドンの連続殺人事件を解決していくし、錬金術師協会の謎に立ち向かっていくの。
アテナ・クラブって名付けて今後も活躍する物語があるようで、楽しみです。
解説/北原尚彦として
「ヴィクトリア朝、ロンドン。父に続いて母を亡くした令嬢メアリ・ジキルは、母が「ハイド」という名前の人物に毎月送金をしていたことを知る。ハイドというのは殺人容疑で追われているあの不気味な男のことだろうか? メアリは名探偵シャーロック・ホームズと相棒ワトスンの力を借りて探り始めるが、背後にはさらなる巨大な謎があった。メアリのもとに集うのは、ハイドの娘、ラパチーニの娘、モロー博士の娘、フランケンシュタインの娘といった“モンスター娘"たち。彼女たちは力をあわせ、謎を解き明かすことができるのか? さまざまな古典名作を下敷きに、一癖も二癖もある令嬢たちの冒険を描くローカス賞受賞作。」と載っていました。
傘もカッパも持って行ったのに歩く間は全く降らなかったよ、雨。
明日は父のところにまた行くのですが、雨は大丈夫かな?
じゃあね
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