5/11「念述小僧」
今日は『念術小僧 大江戸サイキック・ボーイ』(加藤正和著 新潮社)を読みました。
図書館が使えないので家にある本を探しまして、昔買ったこの本を超久しぶりに読んでみました。
解説のヨコジュンが「落語ファンタジーSF」って書いてたけど、ふむふむ。そんな感じです。
落語な口調、うーんいいのかどうか? ちょっと気になりました。
最初に読んだ頃は江戸時代のいわゆる時代小説なんて全く興味なかったのだけど、最近は時代小説読んでるから読みやすかったわ。
前半は捨て子の百合五郎が超能力を持ってたのでそれを見世物として江戸で評判になる話。しかし養い親の八っつぁん、ダメだねぇ。ばくちに手を出す奴はクソだよ。そのために百合五郎は安い賃金で働かされ続けたんだよね。全く。
で、後半はなんと将軍の息子と仲良くなって、その妹に夢で会って一目ぼれ。その妹が悪いものにさらわれ。みんなで救いに行くんだよね。天狗とかも出てきてなかなかの戦いになりました。 百合五郎の実の親のこともわかり、最後はその親を救うために天狗の元に修業しにいくとこで終わったよ。 親を救うことできるのかね? 咲姫と結婚できるかな?
「BOOK」データベースでは
「時は江戸。赤ん坊のとき八公に拾われて長屋の住人となった百合五郎は、成長するにつれ、釘を曲げたり先のことを見通したりの不思議な力を発揮する。瓦版屋に見込まれて見世物小屋にデビューするや、たちまち江戸中の大評判。ついに将軍家からもお声がかかったが…。江戸の超能力少年が大活躍する、奇想天外前代未聞明朗SF時代劇。第2回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作。」となっていました。
今日はぬっかったーーー 汗いっぱいかきました。
明日は雨ね。そろそろ梅雨入りかねぇ。
じゃあね
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