5/26 「四色の藍」
今日は『四色の藍』(西條奈加著 PHP)を読みました。
4人の女性が出てきて、主役となる女性が愛染屋の内儀だったから「四色(よしき)」の藍なのかな。
亭主を殺された環が真犯人を探り出そうとするところに阿波の国から兄の仇討のために江戸に出てきた伊織こと伊予と、どうしようもなく男運が悪くてでも男好きのするお唄とたくましい洗濯女のおくめが集まり真相を探っていく話でした。 いろんなところで小さなどんでん返しがいっぱい。
え、男だったの?え、巻き添えになったのはそっち?え、裏切者?う、違うのか!うそ、いい人?えー、そんなぁ、みたいにね。
面白く読めました。 悲しいところもあったけど、なんとなく幸せな終わり方だったのでよかったです。みんなそれぞれいい人生を送ってほしいものだよ、と思いました。
ほー、これって直木賞受賞作だったのかー と思ったけど違った。直木賞作家ってことだね。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「紺屋の女将・紫屋環は、三ケ月前に亭主が殺された事件の真相を知るべく、大店の東雲屋を探っていた。環は、同じく東雲屋ゆかりの者に恨みを持つ女たちと出会い、四人で協力して東雲屋に挑むことに。しかし、それぞれの愛憎や思惑、環に惚れる同心、藍の産地である阿波藩のお家騒動なども絡み、事件は意外な様相を呈していく…。二転三転する展開と謎。気鋭が描く、痛快さと人情味に溢れた長編時代小説。」となっていました。
この本、朝の通勤の途中に読み終わったの。次の本、3分の2読んでる。あー、明日も2冊持ってかなきゃなんないなぁ。
明日というか夜中すごく雨が降るらしい。JR大丈夫かな?
じゃあね
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