4/13 「銀二貫」
『銀二貫』(高田郁著 幻冬舎)を読みました。
やっぱり時代劇がいいなぁ。それも町民の話が。
銀二貫って一応3金なら三十三両くらいと書いてあったけど、はぐれ長屋で出てくるお金よりもっと大金な気がするな。
最後に和助も言っていたけど、いい買い物をしたね。商人冥利につきると思うよ。
しかし全部で銀五貫。 頑張ったねー善次郎とか最初はあんまりいいイメージ なかったけど、最後の方は本当に好々爺になっちまったなぁ。最後まで大番頭のままのれん分けすることもなく旦那さんに尽くして、いい人だったねぇ。
しかし寒天問屋なのに寒天を作ったり、羊羹を作ったり・・・・松吉が作りたかった羊羹って水羊羹かと思っていたの。そっか、練り羊羹がまだ無い時代だったんだね。
いつ読んでも一生懸命知恵を絞って一生懸命努力して生きていく姿はいいねぇ。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。」となっていました。
思ったより雨が降りました。
明日は晴れてほしいな、久しぶりに熊本支社行きだから。
じゃあね
« 4/12 「ふるさと銀河線」 | トップページ | 4/14 がーん »
「本」カテゴリの記事
- 6/5「忍びの副業 上」(2023.06.05)
- 5/30 「名探偵の生まれる夜」(2023.05.30)
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
コメント