3/24 「あきない世傳金と銀 源流篇」
今日は『あきない世傳金と銀 源流篇』(高田郁著 角川春樹事務)読みました。
最初タイトルを見て「世傳」って男の人が主人公のお話だと思ったの。「みをつくし」で女の人が主人公で、江戸時代の町人の生き様にすごくひかれて、とても面白かったので借りて来たのだけど、この物語も主人公は女の子でした。それが予想外だったけど、良いわぁ
幸が商人嫌いの父ちゃんからどうして商いの道に入っていったのか、前半はそれが気になり読み進めた。兄ちゃんが死んでしまったのはつらかったね。
でも奉公というか大阪の商家の女衆として母親や妹と別れることに。 そうか、女ってだけで丁稚奉公も出来ないわけ? 女衆は出世はないのよね。なんだかねぇ。
でも五鈴屋の人がいい人でよかった。ただご寮さんになった菊栄さん、めっちゃいい人やっあのにアホな旦那のせいで離縁してしまったのはもったいなかったねー 店、栄えたろうに。ただおかげで幸の未来が変わる?2巻が楽しみ。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「物がさっぱり売れない享保期に生を受けた幸。父から「商は詐なり」と教えられて育つが、齢9つで大坂天満の呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることに。番頭に才を認められ、徐々にあきないに心を惹かれていき…。」となっていました。
実は2巻も読んでしまったのさ。
じゃあね
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