3/3 「恋糸ほぐし」
今日は『恋糸ほぐし 花簪職人四季覚』(田牧大和著 実業之日本社)を読みました。
飾職人、簪といってもいくつか種類があって、職人も違うんだね。この本の主人公忠吉は花簪職人。花簪とは材料が布で、藤の花とか菊の花の簪とかを作っているの。七五三の時付ける簪がそうかな?つくりかたの説明を読んでそう思いました。
しかし忠吉も人が良くて、仕事も家もなくしてしまったのも親方の娘のせいなのに責めることもせず人がいいんだねぇ。お寺で育ったのだけど、育ててくれた和尚さん、幼なじみの大吉こと以風住職。彼らとまた住むことになったのだけど、そこに耳が聞こえず話せないさきという少女がいたの。なんでしゃべれなくなったか、謎だったのだけど、そういうことかーー しかし偉いよ、さきちゃんは。まぁ本当に聞こえなくなってて、しゃべれなくなっていたのだろうけど、かわいそうにねぇ。
いいところに預けられて良かったよ。
最後はハッピーエンドでよかったー
まいご石とか天ぷらが屋台でしかやっちゃだめとか、私もなかなか江戸時代こと知ってきたなぁと思いながら読んでました。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「花簪職人・忠吉は、和尚たちや少女さきと、麻布の大中寺で暮らしている。辛い体験に心を塞がれたさきは、耳が聞こえず、言葉を発しない。忠吉はさきの心を開く方法を思案するが…。『月刊ジェイ・ノベル』掲載を単行本化。」となっていました。
あぶなかったー GO to Eat、お金払うの忘れて流すとこだったー 明日絶対払うぞ!
じゃあね
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