3/10 「きりきり舞い」
今日は『きりきり舞い』(諸田玲子著 光文社)を読みました。
十返舎一九の娘、舞が主人公。奇人の集まりの舞の家が舞台の物語。一九は普段は無愛想、酒を飲むと傍若無人。そこに弟子にと押し掛けてきた浪人の今井尚武や、葛飾北斎の娘で舞と仲の良いお栄まで転がり込みもうしちゃかちゃ。私はそんな人たちを追い出せないお人よしなところが気に入らないので、いつもの時代物の小説にしてはそこまで面白い!!とは思えなかったよ。ただ色々と怒る事件はまぁ楽しめたのでづきも読もうとは思うけど。
小町娘だった舞が結局行き遅れてしまい、玉の輿にも乗れず、迷惑かけられまくれで、それでもお父さんが大好き、お栄ちゃんも許せるという舞、私は無理だなぁ。
そういえば小学校のころ、父の出張土産で子供用に省略した?「東海道中膝栗毛」をもらったのですが、なんでだろ「とうかいどう ちゅうひざくりげ」と読んでいたよ。切るとこが違うよねー(笑)
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「『東海道中膝栗毛』の著者である十返舎一九の娘、舞。酒に目がなく、時に奇行に走る父の一九には彼女も呆れ果てていた。小町娘と褒めそやされてきた舞だったが、せっかくの縁談もぶち壊され通し。おまけに一九の押しかけ弟子、今井尚武には自信たっぷりに言い寄られるわ、友人で葛飾北斎の娘、お栄は勝手に家に転がり込んでくるわ、騒動が絶えない。そんな舞を見初めた武家の若者、野上一之助…。今度こそ舞の恋は実るのか!??」となっていました。
今日は朝から熊本駅で昨日の軍団が乗り込んできたので、帰りまた座れないかも~と思っていたのですが、ギリ座れました。ほっ
なので今日の晩は歩こう!と思っていたのに、遅くなってしまい歩くのさぼりました(^^ゞ
昨日は6000歩越していたけど、今日は5000歩どまりだったよー
明日こそはちゃんとしよーっと!
じゃあね
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