2/2 「小夜しぐれ」
今日は『小夜しぐれ みをつくし料理帖5』(高田郁著 角川春樹事務)を読みました。
この巻も色々な話が載ってました。盛りだくさん。
最初に鶴屋の種市が娘、おつるを亡くしたいきさつが分かりました。切ないなぁ。
そして澪がまた吉原に行き、今回は頼まれて宴の食事を作り、野江ちゃんを間近で見ることができたの。といっても扇や桜の花で顔を隠していたし、話しかけるような場面ではなかったけどね。そして翁屋の旦那から吉原で店を持たないか、と言われるのよね。頑張れば稼いで野江ちゃんを身請けできるくらい稼げるかもしんないのに、即答できんのよねー、澪。
次の話は伊勢屋のお嬢さん、美緒がとうとう先生を諦めて父親が決めた店の中番頭の爽助と結婚することになったの。 父親がまず先生は澪が好きなんだってことに気づき、美緒も気づいてしまったの。かわいそう。でも爽助、見た目はトホホだけど中身はとってもいい人みたい。美緒、幸せになったてくれ! 後、ご寮さんの息子を見かけてさ、好きてることが分かったの。それでもすぐに会えずにいるのよ。引っ張るねーー
で、最後の話はなんと小松原さんの話。澪たちは出てこないの。 数馬(というの)のお母さんだけでなく、元気のいい妹や熊のようなそのご主人とかが出てきて、数馬の仕事の悩みの話。みんな澪を好いていることは気づいているのだけど、なにせ身分が違うからなぁ、ってところなのさ。どうなるのかなぁ? 最後は天満一兆庵を再建し、大金持ちになって野江を身請けし、小松原と所帯を持つ・・・・うーん、夢のまた夢だなぁ。どうなるんだろうね、楽しみ。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「季節が春から夏へと移ろい始める卯月のある日。日本橋伊勢屋の美緒がつる家を訪れ、澪の顔を見るなり泣き始めた。美緒の話によると、伊勢屋の主・九兵衛が美緒に婿をとらせるために縁談を進めているというのだ。それは、美緒が恋心を寄せる医師、源斉との縁談ではないらしい。果たして、美緒の縁談の相手とは!??(第三話『小夜しぐれ』)。表題作の他、つる家の主・種市と亡き娘おつるの過去が明かされる『迷い蟹』、『夢宵桜』、『嘉祥』の全四話を収録。恋の行方も大きな展開を見せる、書き下ろし大好評シリーズ第五弾。」となっていました。
昨日は雨で歩けなかったけど、今日は歩きました。といってもホケGOのロケット団をやりながらなのでしゃくしゃくは歩いてないのよね。
それでも歩数だけは11000歩。 よしよし。
じゃあね
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