2/7 「天の梯」
とうとう読み終わりました。『天の梯 みをつくし料理帖10』(高田郁著 角川春樹事務)
よかったよーー ハッピーエンドだったよーー
どうやって野江を身請けできるんだろう?って思っていたけど、そうかー鼈甲珠の著作権を売り渡したってことなんだね。すごいぞ、澪! 摂津屋の主人の知恵もあったけど、でも摂津屋が力を貸してくれたのは叉次の力だし、すべての色んな事がしっかり着地したね。佐兵衛がなぜ料理人を捨てていたのか、どうやって登龍楼がのさばってきていたのか、そんな色んなからくりが解けてすっきりしたーー そして源斉せんせの気持ちが澪に通じて良かったよ。健坊もふきちゃんと一緒になれたし、あー本当に良かった。
野江が吉原を去るシーンは涙、涙だったよ。 「仁」のドラマを思い出しちゃった。野江、大阪で幸せになってねー そうそう美緒さんもすごく苦労して、あかぎれとかまで作って、でも幸せになっててよかったよ。あぁでもマジで澪が作った料理を食べてみたい、うん食べてみたい。
しかし澪の人生の半分、波乱に富んでいたけれど、本当に読み応えありました。 もう読めないのがさみし~
ちょっとだけラーマ、「宇宙のランデヴー2.3.4」を読み終えた後を思い出しました。あの話もすごい人生を送ったニコルに思い入れ激しくて読後もしばらくはぼーっとしてたもんなぁ。
最後は涙、涙。でもハッピーエンドでよかったーーーーーー
最後についていた10年後の番付表がまた、泣かせる、泣かせる!
大関に東は「つる家」、西は「みをつくし」、くーーにくいねぇ。
『食は、人の天なり』――医師・源斉の言葉に触れ、料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。どのような料理人を目指し、どんな料理を作り続けることを願うのか。澪の心星は揺らぐことなく頭上に瞬いていた。その一方で、吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについて懊悩する日々。四千両を捻出し、野江を身請けすることは叶うのか! ? 厚い雲を抜け、仰ぎ見る蒼天の美しさとは! ?「みをつくし料理帖」シリーズ、堂々の完結。
ポケGOのコミュニティデイ、ロゼリアの日でしたが、みんなと一緒に遊ぶこともなく、寂しいねぇ。
早くコロナの騒ぎがおさまってほしいよ、マジで。
じゃあね
« 2/6 「美雪晴れ」 | トップページ | 2/8 ちゃり »
「本」カテゴリの記事
- 6/5「忍びの副業 上」(2023.06.05)
- 5/30 「名探偵の生まれる夜」(2023.05.30)
- 5/24「バスクル新宿」(2023.05.24)
- 5/15 「鹿狩りの季節」(2023.05.15)
- 5/2「今日は、これをしました」(2023.05.02)
コメント