11/5 「金春屋ゴロス」
今日は『金春屋ゴメス』(西條奈加著 新潮社)を読みました。
解説を書いた人はこのタイトルに轢かれたらしいけど、私はこのタイトルも表紙の絵も多分それだけでは手を出さなかったと思う。単に作者が今お気に入りの西條さんだったから借りてきたの。 おぉ これつて「日本ファンタジーノベル大賞」を受賞していたんだ!
月に人が住むくらいの未来の日本。その中に鎖国状態の「江戸国」があって、そこはマジ江戸時代なんだよね。暮らしも文化も。科学が未発達。そんなところに辰次郎は行くことになって、見受け先に選ばれたのが「金春屋ゴメス」こと長崎奉行の馬込播磨守。なんで日本人なのにゴメス?と思ったら、本名が馬込寿々「まごめすず」でその真ん中を取って「ごめす」なんだってー
鬼赤痢という疫病で実は辰次郎は子供のころ死にかけていて、その病気がまた江戸で流行りだし、その原因を探るために江戸に連れてこられたらしいのだけど・・ コロナの時代に読むとなんだかなぁと思うし、ついつい「仁」を思い出しちゃうし。
でも江戸時代そのものなのに、ちょっと船で行くとふつーの日本があるっていう設定、すごいねー
ゴメスの正体もなんかすごい。医者かー 見た目は全然そうじゃないけど。
続きもあるので読むのが楽しみ。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「近未来の日本に、鎖国状態の「江戸国」が出現。競争率三百倍の難関を潜り抜け、入国を許可された大学二年生の辰次郎。身請け先は、身の丈六尺六寸、目方四十六貫、極悪非道、無慈悲で鳴らした「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった!ゴメスに致死率100%の流行病「鬼赤病」の正体を突き止めることを命じられた辰次郎は?。「日本ファンタジーノベル大賞」大賞受賞作。」となっていました。
朝は寒かったけど、今日はちゃんとヒートテック着てったので大丈夫でした。
帰りは寒くなかったよー
夜の散歩も大丈夫でした。
お風呂の前に足裏角質パックをやりました。1週間後に皮がむければいいなぁ。
じゃあね
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