11/20 「ふくろう」
今日読み終わったのは『ふくろう』(梶よう子著 講談社)です。
ぐーー 胸糞悪い話だった。 もちろんラストは違ったけれど、でも江戸時代にもやっぱりいじめがあり、いじめる奴らは何の呵責も感じず、遊び気分で人を追い詰め、命を奪っても平然としている。あぁ嫌だ、嫌だ。 なんかそんな話を2冊も続けて読んでしまったよ。偶然だと思うけど、作者も違うのにあぁ嫌だ嫌だ。
江戸時代も後半に入り、泰平の世の中になったばっかりに侍に仕事が無く、あぶれ、することないのに幕府は養っていかねばならず、そんな中でお役目に着く着かないで色々な軋轢を生み、でもやっぱりは腐った根性が人を陥れ、いたぶりなぶりものにする。あぁ嫌だ嫌だ。
外記のやったこと、すっきりしたよ。2人を討ち漏らしたのは本当に無念。でもその後の対応もちょっと生ぬるいと思いつつ、悪しき習慣を絶ってくれたようで良かったと思う。家族に咎が降りないよう、気がふれたふりをしてでの行いもさすが。他の時代劇読んでいると5人くらい殺してもどうってことないじゃん、と思ってしまうのてありました。 この話に出てくる鍋次郎は人殺しの子と悩んでたみたいだけど、そうなのかー? まぁでもしっかり着地できて良かったです。
あぁ 次はもっとハートフルなお話を読みたい。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「ある日、伴鍋次郎は西丸書院番士に引き立てられるが、両親はなぜか狼狽する。そんな矢先、家で書物の整理をしていると、自分の名前の位牌と、父の昔の日記を見つけ…。『KENZAN!』連載「不苦労」を改題して単行本化。」となっていました。
今日は午後から窓ふき。
久しぶりに窓ふき。疲れた~ よろよろ。
明日から3連休。でもなぁ・・・・ 車から降りずにうろうろはOKかな?
じゃあね
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