10/27 「いつもが消えた日」
『いつもが消えた日 お蔦さんの神楽坂日記』(西條奈加著 東京創元社)を読みました。
今回は一つの事件。それもいきなり人がいなくなり血だまりだけが残っている、みたいな殺人事件としか思えないシチュエーション。血だまりがあったのは望の友達のサッカーの後輩の家。その子はたまたま望んちにご飯食べに来ていて、帰ったらそんな状態だったの。
家族はどこに消えたのか?血だまりの血はだれのものなのか・・・・ その謎をもちろん警察もだけどお蔦さんが解いていくんだよね。 残された有斗は望の家で過ごすことになり、家族の秘密もわかってきて・・・いやーどんどん読み進んでいきました。
しかし望が作る料理、おいしそうだなぁ。私にも作ってくれーー
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「もと芸者でいまでも粋なお蔦さんはご近所の人気者だ。滝本望はそんな祖母と神楽坂でふたり暮らしをしている。三学期がはじまって間もないある日、同じ中学に通うサッカー部の彰彦とその後輩・有斗、幼なじみの洋平が滝本家を訪れていた。望手製の夕飯をお腹いっぱい食べ、サッカー談義に花を咲かせた、にぎやかな夜。しかし望と彰彦が有斗を自宅に送り届けた直後、有斗が血相を変えて飛び出してきた「部屋が血だらけで!家ん中に、誰もいないんだ!」消えた有斗の家族の行方、そして家族が抱える秘密とは―。」となっていました。
じゃあね
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