10/14 「サラバ!下」
今日は『サラバ!下』(西 加奈子著 小学館)を読みました。
歩の人生に引き込まれてずんずん読み進めてしまいました。
いい子ちゃんで過ごした子供時代、学生時代。
阪神淡路大震災や、サリン事件、アラブの春に東日本大震災。それによって色んなことが変わっていった。 そして謎もちゃんと解明された。矢田のおばちゃんの所から起こっていった新興宗教もどき。矢田のおばちゃんは決して教祖と自分からは名乗らなかった。「サトラコウモンサマ」の意味にはびっくり。まさか猫のジゴンスだったとは。 そりやーねーちゃんも部屋から出てくるわなぁ。
最後はみんなが幸せになって良かったです。
【「BOOK」データベースの商品解説】には
「父の出家。母の再婚。サトラコヲモンサマ解体後、世間の耳目を集めてしまった姉の問題行動。大人になった歩にも、異変は起こり続けた。甘え、嫉妬、狡猾さと自己愛の檻に囚われていた彼は、心のなかで叫んだ。お前は、いったい、誰なんだ。」となっていました。
じゃあね
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