9/25 「猫の傀儡」
今日は『猫の傀儡』(西條奈加著 光文社)を読みました。
面白かったーー
猫が自分らの生活を守るため人間を操るって話。と言ってものろいとか呪術とかではなく、傀儡に選んだ人間の気を引くようなことをして事件解決に導いていくの。
主人公は傀儡師のミスジっていう猫。傀儡になる人間の条件が、暇、察しと勘が良く、数奇心があり猫が好きなことっていう4つなんだけど、何より頭が切れるってことが大事なのかも。ぱっと見は頼りなさそうな今度の傀儡、阿次郎ですがやっぱ頭が切れるんだよねー それで事件を解決していくんだよね。 面白いなぁ。とても読みやすくて良かったです。
色んな話が絡まってても最後はすっきり。よかったー
【「TRC MARC」の商品解説】には
「傀儡師となった野良猫・ミスジは、売れない狂言作者を操って、寄せられる悶着に対処していく。やがて一匹とひとりの前に先代傀儡師失踪の真相が立ち現われ?。傑作時代“猫”ミステリー。『ジャーロ』掲載ほかを単行本化。」となっていました。
じゃあね
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