9/9 「探偵コナン・ドイル」
今日は『探偵コナン・ドイル』(ブラッドリー・ハーパー著 ハヤカワ・ポケット・ミステリ)を読みました。
シャーロック・ホームズの生みの親、コナン・ドイルが切り裂きジャックと対決するって話でした。
だれが切り裂きジャックなのかと思って読んでいったけど、まさか・・・だったとは。
最後はドイル、ベル、マーガレットの3人が事故死扱いにしたので、あるときから切り裂きジャックは出なくなったってことでした。
女性の地位って本当に低かったのね。そしてイギリスって階級があるから貧富の差は激しいし、労働階級には厳しいし・・・・色々と大変な時代だったんだねぇ。電話が無い時代、電報とか手紙とかで情報のやり取りをするってのも嘘みたいだし、指紋取ることもなく、遺体はきれいに洗われちゃったりして現場保存の法則もなければ、リンカーン・ライムが卒倒するような微細証拠つぶし。そりゃー大変だよね、犯人をあげるのは。と思いながら読みました。
ドイルが身重の妻がいるのに他の女性に轢かれていくのはちょと嫌だったけど、まぁ分別を失うような行為に及ばなかったので良しとするか。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「【シルヴァー・ファルシオン賞最優秀ミステリ賞】1888年、若き医師コナン・ドイルは前首相から、巷を賑わす連続殺人事件をシャーロック・ホームズの推理法を用いて解決してほしいと依頼された。ドイルは、のちに切り裂きジャックと呼ばれる殺人鬼との知恵比べに挑む。」となっていました。
じゃあね
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