5/27 「立身いたしたく候」
今日は『立身いたしたく候』(梶よう子著 講談社)を読み終わりました。
商家の五男だった駿平が武家に養子に入ってなんとか立身したくて色々と奮闘する話。
友達に武家の智次郎がいていつも二人つるんでいるのだけど、こいつがまぁなんというか悪い奴ではないのだろうけど、なーーんかうーん。いい奴なんだろうけど、騒ぎに巻き込まれる元凶なんだよね。長崎に旅した時とかもお金いっぱい使ったり、船で生きたと駄々こねたり。
でもまぁいい友達だよ。
時代は幕末。 平和すぎて武士の仕事が仕事じゃないよね。それなのに支払いだけするからまぁ大変。色々とひずみが来ているんだろうね。
切った張ったの時代劇ではなかったけど、面白かったです。
【「BOOK」データベースの商品解説】では
「幕末前夜の江戸。瀬戸物屋の五男坊に生まれた駿平は、百五十俵の貧乏御家人「野依家」に婿養子入りした。男五人兄弟では、この先分家を立てられる保証もなく、うまくいっても商家の婿。いっそ武士になるのも面白かろうと軽い気持ちで引き受けたものの…当主になって待っていたのは、過酷な「就職活動」だった―新米武士の駿平が武家の世界を駆けずり回って「立身出世」をこころみる!」となっていました。
今日から新しい伝説レイドでしたが逃げられてしまったーー 明日、頑張ろう。
じゃあね
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