5/21 「わが殿 下」
今日は『わが殿 下』(畠中恵著 文藝春秋)を読みました。
すごい。すごいや。殿も七郎右衛門も。
大野藩の人々は幸せだったなぁ。いつも不満を言うやつは必ずいるのだけど、そやつらに暗殺されたりしなくてよかった。
宗か、この話は江戸末期だったんだ。 江戸ではきっと幕末で尊皇攘夷とか新選組とか騒ぎがあってたんだろうけど、大野の国では本当に先を見た立派な殿さまと、それを支える打ち出の小槌の七郎右衛門のおかげで農民とかは豊かだったね。ただ昔ながらの武士は行きにくくなってたんだねぇ。まあ全国そうだったのだけど。とにかく藩の直営店を開いてそれを成功させるとか、とにかく七郎右衛門はすごい!!
実話と聞くと余計すごいなぁと思っちゃう。
わが殿がタイトルだけど主人公はお金づくりが上手な七郎右衛門だね。彼から見た大野藩。読み応えありました。
【「TRC MARC」の商品解説】には
「新銅山の開掘、面扶持の断行、藩校の開設、類を見ない大型船の造船…。七郎右衛門は、幾度も窮地に陥りながらも、大野藩主・土井利忠の期待に応え続け…。幕末痛快小説。『福井新聞』『宇部日報』ほか掲載を書籍化。」となっていました。
今日からお米を控え、キャベツをいっぱい食べよう、そしていっぱい歩こうということを相棒と始めました。
万歩以上歩いたので腰疲れた~
じゃあね
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