5/29 「剣樹抄」
今日は『剣樹抄』(冲方丁著 文藝春秋)を読み終えました。
最近幕末近くの話ばっか読んでいたけど、これは江戸時代になって50年くらいたったころ。光圀が活躍している頃の話で光圀もばっちり出てくる。というか主人公了助の父親を殺したという設定でした。無宿人としてお堂の縁の下で寝ていたところを引きずりだされて旗本奴にただ殺されてしまったの。その旗本奴の一人が若き日の光圀だったらしいの。そんなシーン、「光圀伝」にあったかなぁ? 覚えていないだけかな?もともとそういう記載がなかったのかな?
殺された男を一応無縁仏として寺で供養しているってことは旗本奴の仲間でつるんでいたけど実際手を掛けたのは光圀本人ではないのかな?
了助の技は今の野球のバッターみたいな木刀の振り方らしいよ。
4歳で父親を殺され、そのあと育ててくれた人を火事で亡くし、芥運びをして暮らしていたけど、光圀たちに認められ子供スパイみたいな組織になとなく入る感じになるの。というか寺二澄子ミームことになってね。 でも了助はそんな組織に入って武家になりたいとは思えずにいるの。そしてまさか光圀が自分の父親を殺したあの旗本奴とは知らないでいるの。知ったらどうなるのかなぁ・・・・
最後までそこはなかった。 錦氷之介というきちがいとの対決がね。人を殺しまくっているこいつにも悲しい事実があったんだね。なんか鬼滅の刃の上弦の鬼みたい。何で鬼になったかも描こうと思えば描ける話があるよね。
しかし冲方丁、SFから最近は時代小説。なんか私の興味に合わせてきてない?(笑)
う、これって続き物?おぉ楽しみ!
【「TRC MARC」の商品解説】には
「捨て子を保護し、諜者として育てる幕府の隠密組織〈拾人衆〉に加わった少年・六維了助。様々な能力に長けた仲間と共に、明暦の大火が幕府転覆を目論む者たちによる放火だという疑惑を追うが…。『オール讀物』掲載を単行本化。」となっていました。
やったーー今週も終わったぞ。
伝説のポケモンもゲットできた(笑)今日も1万歩以上歩いた。
へとへとなので寝たいけど、また早起きしちゃうのかなぁ? 笑うしかないよねー
とーちゃんも退院した。明日会いに行こうかなぁ?いけたらいいなぁ。
じゃあね
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